大胸筋を断裂したので受診したところ胸骨筋というのが見つかった。
正確には私の左大胸筋停止部を縦に走る物体の名前が分かったのだが、どうやら人口の10%にしか存在しない珍しいものらしい。
胸骨筋の有無だけでなく、なんと存在する人の中にも違いがあるようで、前述の通り私は最もポピュラーらしい片側1本、左右に1本ずつ、片方に複数本、起止(停止)部が枝分かれしていたりと様々あるようだ。
昔から自覚はあった。大胸筋が左側にずれているくらいの認識だったのだが、そうではなかったようだ。
ただこの筋肉、解剖図を見てもらうと分かるとおり、関節を跨いでいない。
これでいったいどこを動かせるというのか。
このように何の用もなさないどころか痛みを引き起こすこともあるようで、存在意義も分かっていないまさに謎の筋肉である。
ちなみにこういう(どういう?)筋肉のことを破格筋と言う。
野球選手がよく受けるトミージョン手術の時にボロボロになった腱の代用にされるのが、あってもなくても困らない長掌筋だ。
困らないけど非利き手の方から取るらしい。
こちらは胸骨筋とは違いほとんどの人にあるようで、ネットには確認方法も転がっているので気になった人は探して試してみてほしい。
ない人は胸骨筋がある人よりレアなので周りの人に自慢してみてほしい。
胸骨筋もネットには大胸筋が肥大すると分かると書かれていたけど、小さい頃から確認できていたし触れば分かると思う。
あとTwitterで検索すると胸骨筋は首にあるらしい。
どうでもいいけど筋肉の位置や動きを確認するのってトレーニングの基本中の基本ですよね。
間違った認識、努力は実を結ぶことは決してない。
もし胸骨舌骨筋や胸骨甲状筋のことならそのように書いていただきたい。
話が逸れましたが万年なんちゃってダイエッターにはそれなりの理由があるという話でした。
以上、今日は人体七不思議の胸骨筋についてでした。